BIFs【企画参加】
企画 BIFs 落書き最高ランク : 1 , 更新:
特異な才能と異種愛の癖を持つ者が集められた教育施設が舞台。ーーー衞さんの素敵企画「バイフ」に参加させて頂きました!
【サンプルボイス】
「皆チョー頭良いから駄目なんだって!テスト凄くてもヘンジンばっかじゃんここ」
「指導呼ばれてたじゃんって?あーあれね!寮長の声真似してセンセー呼び出したから不戦勝した」
「歌か声のお仕事かって簡単にいうけどさぁ、ただの物真似クオなんだってマジで……。おっきい舞台出た事はあるけどさぁ、ヘタヘタ言われまくったかんね」
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【過去】
入學前、天才声真似少女としてブレイク。
年端もいかない内から有名歌手の歌も、オペラもミュージカルもコピーのように歌い上げられた事で大手劇団からオファー。
ヒロインの子供時代に抜擢されるも本当に誰かの「声まね」しか出来なかったので大不評に終わる。その時死に物狂いで「自分なりの声と表現」を探した事が原因で、度々自分の本当の声が分からなくなるようになった。
元はかなり努力家で真面目である。
そのまま仕事も無くなり、忘れ去られた所で「偉學舎」から入學の話が来た。
過去の失敗はトラウマであり古傷。本当は心からスターに憧れてたし、成れると信じて居たので失望された経験から立ち直れていない子。
事情を知らずに歌や声の仕事を進めてくる人には「芸能人系も良いけどさぁ、オシャレな店でイケイケで働くの良くない?」
まれに自分を知ってる人が居ると「そんな事もやってたやってた!元子役だけあって美少女っしょ」で軽く流すがかなりメンタル削れてる。
自分の声をずっと覚えててくれるコトドリを依存的に愛している。
人の声から機械音までコピー出来る鳥「コトドリ」。彼女の連れ添う「こー様」は声を思い出させてくれた時から恋愛対象となり、今では名前を呼んでほしいが為に声を忘れたふりすらし始める程のLOVEっぷり。
コトドリに出会うまではノーマルだったと両親が話した為「壱」のタイプとして分類されたが矯正可能かは不明。
果たして趣旨に沿えているのだろうか……(戦々恐々)素敵企画ありがとうございました!
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以下の文は「この解釈でOKですか?!」を込めたやつです!解釈違い等ございましたらおっしゃってください🙇♀️
1、彼にとって人間はすべて『嫌い』にカテゴライズされます。音田さんは『怖い』人。
2、
⑴コトドリの主食はミミズと【蝶の幼虫】
⑵模倣する才能
特に⑵が相当効いています。
於莵は内容が伝わらない前提で、やっと手紙を出すことができるほど『自分の書いたもの』が相手に伝わることを恐れています。
そのため趣味の作曲にしても「どの人間にも歌えない曲」のつもりで再現不可能なやつをかいたりするのですが、
「色んなジャンルの、トップアーティスト級の技術を持った人間」が歌う想定で作っていました。いうなれば「どんな歌手の歌声も模倣できる人間」でもなきゃ歌えないやつを……。
それをピンポイントで、世界でただ一人歌えそうな人間が現れてしまったことに恐れ慄いています。
人柄云々というより、存在を恐れているイメージ。トラウマに触れられているのに、笑おうとする心理も理解できずに怖がっています。
めちゃくちゃ銃弾を撃ち込まれてるのに笑顔で立ってる人間を見ている感覚です。
「こいつ…笑ってやがる…!!」
◆音田ちゃんのトラウマについて◆
子役時代のことは知らなくとも、
「自分なりの声と表現が見つからない」ことで悩む時期があったのはどこかで聞いていそうです。
そのことが話に挙がったら、
「自分なりなんて18年やそこらで見つかる訳がないじゃないか。それとも何、フジ子・ヘミングぐらい個性がないとピアノを弾く意味がないとでも言う気かね」
と淡々と返事をしそう。
ピアノは『音符に書かれていることを再現する技術』だけでも評価されやすいのに、
歌は人によって個性がでるのがわかりやすいので、技術も個性も評価点に加わるのがフェアじゃないですよね……。。
そういうもどかしさ混みで、音田ちゃんのトラウマに向き合いそうな気がします。
その他
「地声は正直どれだかわからない。だがキミの声だけは、どこでどんな風に喋っていても判る。声真似は無駄だと知り給え」(天敵から身を守る術)
などの残念な理由で、少女漫画のようなやりとりがあったりしたら面白いなと思っていました…!!!
アバンギャルド・マボ